労働者の尊厳

非正規労働者とは

非正規労働者とは、「正社員雇用外の労働者」のことを指します。

パート・アルバイト、契約社員に派遣社員など、
これらの雇用形態で働いている人々は非正規労働者というわけです。

非正規労働者が増えている背景としては、企業側のコスト削減が一番の理由でしょう。

正社員で雇用すると様々な手当て(賞与や福利厚生)が必要となるだけでなく、
もし雇用を解約したい場合でも、企業側は大きなリスクを背負うことになります。

しかし非正規雇用として雇用した場合、例えば派遣社員の場合であれば、
企業の経営状況から人員削減をしたい時に、雇用契約の途中打ち切りができるなど、
企業側からすれば、雇用に関係するリスクを軽減できるメリットがあります。

また雇用にかかるコストの削減もできる(賞与なし、社会保険料削減など)のも、
企業側からすれば大きなメリットであるといわれています。

以上は企業側から見た時の非正規雇用に関するメリットであり、
雇用されている側にとってはデメリットのみしかないと思われがちです。

特にマスメディアで「派遣切り」をテーマにした報道をされたことで、
非正規雇用をされた側(派遣労働者)のみが被害者のような印象を
強く持たれた方も多いかもしれませんが、非正規雇用側にもメリットはあります。

「ライフスタイルに合わせた勤務が可能」「仕事が見つけやすい」
「スキルアップや人脈作りができる」「色々な企業を経験することができる」などなどです。

本人が望んで非正規雇用を選んでいる場合であれば、
一概に企業側を責めることはできないかと思いますが、実際のところ、
年齢によって派遣される先が減る、もしくはなくなってしまう可能性もありますし、
契約期間内での打ち切りや契約延長なしなど、雇用が不安定となる面は
デメリットであることは確かな事実です。

また高いスキルを持っていたとしても、非正規雇用をされている限り、
賃金も低く、ボーナスもないなど、スキルに応じた評価をしてもらえないといった、
満足のいく待遇面を得られないケースの多いそうです。

また非正規雇用されていたことを嫌う企業もあるため、
転職などキャリアアップを図る上でもデメリットになる場合もあるといわれています。



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